転職活動

希望職種の求人の幅が広がるこの時期に、気持ちも体調も落ち着いてきて、本腰を入れた転職活動への意欲が少し湧いている今日この頃。

私が希望する国際協力の世界では、新卒採用がほぼ難しい。
即戦力を要されるためと、人材の入替り時期が定まっていない場合がほとんどであるため。

だからやりたいと思う仕事の求人がいつ挙がってくるかわからない。
でもたとえ見つけられたとしても、多くが経験値を求められる。

学歴志向のこの世界。
そして転職を重ねていることがポジティブな武器になる世界。
若手をほしがる企業と違い、熟練の知識と力が重要な世界。

社会人経験年数を求められると、たった7か月でやめた私は何もできないけれど、入口が様々であるのもまたこの世界の特質。

大学入試でペーパーテストでなく(ひどかった)、AO入試でトップをとった私にはむしろ向きだと考えるほうが気が楽だ・・・(笑)。


10月に離任以来、「自分ができなかったこと」を数える日々を送っていた。

なかなか形にしにくい仕事だったのもあって、やり遂げた、できた、成功した、と明らかにわかる形で残るものが少ない。

12月に教授に呼ばれて関東へ戻ったとき、大学を歩いて、住処だった研究室を訪れて、後輩たちの声を聴いて、自分の研究論文を読んで、「自分ができたこと」に触れる機会になった。

それは失っていた自信を少し取戻し、何かができるという期待と希望をくれる励ましになった。

とりわけ指導教授は、大学時代、研究室で私に一目置いていてくれた。

決して完璧に成熟した研究論文が書けたわけではもちろんないけど、一語一句のミスや経験値のない考え方の未熟さ以上に、私の能力をよく理解してくれていた。

教授と話した時、彼はなんだか嬉しそうだった。
人が退職して休養してるっつーのに。

これからどんな風にこの世界の進路を歩いていくか、誰よりも楽しみにしてくれているように感じられた。

危うく開発コンサルの道に引きずり込まれるかと思って身構えたけど。

私の人生の中で、私の進路をこれほどに楽しみにしてくれている人は、恐らく他にいないと思う。


この大学再訪は本当に、励ましになった。

何事も経験と思い、履歴書と職務経歴書をワード作成で書いてみてる。
地域おこし協力隊の職務内容の書きにくいこと書きにくいこと・・・。

希望をもって、前に進もう。

"For I know the plans I have for you," declares the LORD, "plans to prosper you and not to harm you, plans to give you hope and a future."

                     Jer. 29:11


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