都会のレッテル

作業に慣れてきたので持ち合わせた接客の得意が表に出せるようになってきた短期のバイト。

今日は初めて一緒に仕事をする人たちから、宣伝トークの上手さをべた褒めしてもらった。

ショーケースを磨いていると、他店の従業員さんが肩を寄せてきて「しゃべるのスムーズで完ぺきねっ!」とべた褒めしてくれた。

接客販売自体は経験があるから、流れに慣れたらあまりあたふたしません。

楽しいな。

催事要員で採用された私を常設店に配置しているのも、私の能力を見込んでくださってのことだと。

嬉しい。

立ち話をしながら、以前の接客販売が都内でのアルバイトだと知ったアルバイトさんたち。

それまでちょっと斜めしたに私を見ていた皆さんが、「と、東京?」と目を丸くして一歩引く瞬間。

出たよ。東京をただ都会だと思ってるやつ。
西東京は田舎ですって行っても信じてもらえないやつ。

いいけどね。
それだけで見下し扱いから脱せれるなら。

東京か。住みたかないけどさ。
好きな場所と、会いたい人がいるから、使い勝手もわかった土地だから、なんだか嫌いになりきれないところ。

愛媛にいたいな。
西日本にいたい。