主の備え

切迫早産で入院中のバングラ人の友達。
ベンガル民族なので当然イスラム教徒。
そんな彼女を見舞いながら、入院生活と出産の守りを祈る日々。

今日、彼女と同じ部屋の日本人の女性が顔を出してくれた。

昨日2時間分娩で出産した彼女。
よく聞くと、彼女も切迫早産で入院していたそう。
それも、4週間も点滴をしながら子宮収縮を押さえていたそう。

4週間後、予定日より早く出産になった。
陣痛は少なかったものの、後陣痛に今苦しんでいた。

しかし彼女はとても元気で健康。
友達はいつも彼女のような健康な妊娠・出産ができたらと言っていた。

けど実際には彼女は友達と同じ状況下にあったわけ。
切迫早産になったからといって必ず危険ではないという証明になった。

これも主の備えだったと思う。

彼女に妊娠出産への希望を与える存在を置いてくださった。

初めてで、何が起きているかわからない、海外での出産。
親族もいるわけではない、孤独と闘いながらの出産。

ただでさえマタニティーは精神的に弱りやすいのだから、彼女は気丈だと思う。

主の備えあり。
友達は今日も、主の守りのうちにいる。